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この記事はPop'n musicのキャラクターの特徴などについて書いています。個々の登場人物についてはpop'n musicのキャラクター一覧を参照してください♪


キャラクター[]

本シリーズには、他のBEMANIシリーズでは曲中で常に表示されている「ムービー」がないが、代わりに曲ごとに担当キャラクターが存在し、演奏中に様々なアクションを見せる。その形態は楽曲に劣らず多彩で、特定のアーティスト、ジャンル限定の場合や、複数の曲で使用されるキャラクターも存在する。後に衣装を新たに再登場するキャラクターも多い。キャラクターで曲を選ぶファンも多数存在する。

現在、キャラクターの総数はアーケード最新作に収録されているキャラだけでも300人以上と非常に多い。親しみやすくポップで可愛い雰囲気のキャラクターが多いため、女性プレイヤーの支持も大きい。音楽ゲームではあるがキャラクター人気も非常に高く、各キャラクターそれぞれのファンサイトなども数多く見られる。

登場人物についてはpop'n musicのキャラクター一覧を参照。

デザイン[]

ポップンシリーズに登場するキャラクターのデザインはシンプルで、配色や陰影の効果なども最低限に抑えられている。初代デザイナーであるMZD MOMMYの特徴的な太さの線で描かれたデザインが、現在のシリーズでも主なキャラクターデザインのベースとして引き継がれている。

キャラクターは基本的にその担当楽曲に合ったデザインとなっている。芸能人や他社ゲーム、そして製作スタッフなどを意識したパロディも初期シリーズから存在する。例えばタイトル画面で登場するミミとニャミはPUFFYと似た雰囲気、初代の主役級のキャラのマリィ、ジュディ、キングの嫌いな物(クモ梅干し、日本でマリィに食べさせられた納豆)の設定はそれぞれ『ストリートファイターII』のリュウケンガイルのそれらと同じ物になっている、などである。これは最近のシリーズにも受け継がれており、AC13ではゲストのゲーム作曲家の過去の担当ゲームに合わせて『ストII』風や『ロマンシング サ・ガ』風のキャラクターも登場した。

他のゲームの楽曲が移植された場合に、移植元となったゲームのキャラクターが出演する場合も多い。ただし、ほとんどの場合はポップン風にデフォルメされている。AC8では他BEMANIシリーズのキャラクター、AC9からはコナミの過去のレトロゲームのキャラクター、AC13では『クイズマジックアカデミー』シリーズ、『ランブルローズ』シリーズ、『麻雀格闘倶楽部』シリーズのキャラクターなどが登場した。また、ジャムおじさん(『beatmania』)やトラン(『beatmania IIDX』)のように、楽曲がポップンオリジナルでキャラクターのみポップンに登場するケースもある。

TV・アニメなどの版権楽曲の場合は、権利の関係で元のキャラクターをそのまま使用する事ができないため、既存のポップンキャラ(主にミミやニャミ)が元作品の雰囲気に似せたイメージのコスプレでその楽曲を担当している。

プレイヤーキャラクターの選択[]

曲の担当キャラクターだけでなく、プレイヤーも自分の使うキャラクターを選択することができる。ただし、キャラポップくんやBATTLEモードでのオジャマが違う事などを除き、基本的にキャラクターによる性能差は存在しない。キャラクターを選択しなかった場合、過去のシリーズではモードごとに決まった初期状態のキャラクターが設定されていたが、現在は新キャラクターの中からランダムで選択されるようになっている。

初代から受け継がれている「相手キャラクターの持つグルーブにどこまでついて行けるか」というダンスバトルを意識した設定があるため、上手なプレイをすると自キャラが踊ったり喜んだりなど成功のアクションを取り、反対に相手キャラ(曲の担当キャラ)は失敗のアクションをする事になる。逆に下手なプレイの場合は相手キャラが勝ち誇った動きを見せ、自キャラが失敗のアクションを取る。

プレイヤーが選択可能なキャラクターには「2Pカラー」も存在し、曲の担当と同じキャラクターを使った場合は相手側が別カラーに変化するという対戦型格闘ゲームを意識したような要素もある。また、プレイヤーも選択画面でカラーを変更する事でこの配色を使うことが出来る。ただし一部のキャラクターには1Pカラーのみしか存在せず(主に他のゲームからゲスト出演しているキャラなど)、この場合は同キャラクター戦の場合も両者で同じ配色となる。一部、2Pカラーにすると名前まで変わるもの(ソウジ→セイジ、ラッテ→ロッテなど)や、キャラそのものが変わってしまうもの(フェルナンド13世→ミカエラ)もいる。過去のシリーズでは3Pカラー以降が存在する場合もあった。

しかし、最新作におけるTV・アニメ新曲の担当キャラなどの一部のキャラクターはCPU専用でプレイヤーが使用できない場合もある。これらのキャラクターは、例外もあるが大抵の場合次回作で解禁されるのが恒例となっている。またそれ以外にも、ワールドツアー担当の「ミラクル★4」、ポップン体操担当の「すわパンチ」、クリスマスプレゼント担当の「ポップンクリスマス」、もうしま担当の「セイント★セイジ」のような、担当キャラクターは存在するがプレイヤーキャラとしては使えず、プレイ状態に関係なく曲の流れに沿った固定のアクションをする(クリア時、未クリア時のアクションのみ変化)という、例外的にムービーのような形式のキャラクターも存在する。

アクションの種類[]

分割依頼:この記事からアクション一つ一つの分割+加筆に協力してくれる人を求めています。ごく短い記事になっても構いません。

各アクションの名称はCS版のCHARACTER GUIDEより。キャラクターによっては、一部のアクションで全く同じ物が使いまわされている場合もある。また、一部のキャラクターのアクションは中央のフィールドにはみ出し、落下中のポップくんに重なって隠してしまう、言わばセルフオジャマとも言えるような物もある。

NEUTRAL
曲開始時や、何も変化がない時の通常のアクション。
AC6以前は別のアクションが発生するとリアルタイムですぐに切り替わっていたが、譜面の密度の増加に伴い、AC7以降は画面のちらつきを抑えるため必ず1ループは表示されるようになった。この場合、ニュートラルアクションが終わる直前の判定によって次に取るアクションが決定される。
AC2及び3では、一部のキャラクターのみゲージの残量によってニュートラルアクションが数パターンに変化するという要素があったが、AC4で廃止された。
GOOD
プレイヤー側が使用した場合にGOODを出した時のアクション。
GREAT
プレイヤー側が使用した場合は、GREATを出した時のアクション。
超CHALLENGE及びNET対戦の場合は、フルゲージではない状態でGREATかCOOLを出すとこのアクションになる。
相手キャラクターの場合は、プレイヤー側がBADを出した時にこのアクションをする。
FEVER
プレイヤー側が使用した場合にFEVERを出した時のアクション。背景も曲の属するシリーズ毎に用意されたFEVER専用の物に変わる。リミックス曲など一部の曲には独自のFEVER専用背景が存在することもある。
EXPERTではゲージに関係なく、COOLを出すとこのアクションをする。
超CHALLENGE及びNET対戦の場合は、フルゲージ状態でGREATか虹色COOLを出すとこのアクションになる。
BATTLEモードの場合は、コンボが100以上の状態でGREATを出すとこのアクションになる。
MISS
プレイヤー側が使用した場合は、BADを出した時のアクション。背景も曲の属するシリーズ毎に用意されたMISS専用の物に変わる。版権曲など一部の曲には独自のMISS専用背景が存在することもある。
相手キャラクターの場合は、プレイヤー側がGOOD以上を出した時にこのアクションをする。
ただし、AC3(及びCS4)以前のシリーズではGREATのみに反応し、GOODに対しては無反応。また、この時期はプレイヤーがFEVERを出さなければMISS背景へ変化しなかった。
JAM
相手キャラクターがオジャマ攻撃を発動させた時のアクション。ただし超CHALLENGEでオジャマを「ずっとON」にしている場合、このアクションは行われない。
BATTLEモードの場合は、プレイヤーがオジャマ攻撃を発動させるとこのアクションをする。
AC5以前及びCS6以前では相手キャラクターがオジャマ攻撃を出すと同時にFEVER背景に変化していたが、現在のオジャマ攻撃では背景は変化しない。
DANCE
CHALLENGEか超CHALLENGEでオジャマの「ダンス」を選択している場合に相手キャラクターがフィールド中央に移動して行うアクション。ポップくんを隠してしまうが、その難易度はキャラによって大幅に異なる。相手キャラによってはキャラ以外のオブジェ等が現れてプレイヤーの邪魔をすることなどもある。
NET対戦の場合、オジャマの「ダンス」や「カーニバル」の効果を受けると自キャラがこのアクションをする(踊らされる)。
BATTLEモードでは、「ダンス」を使用可能なキャラがオジャマを発動、またはそれを受けたキャラが反射した場合に、攻撃に成功した側のキャラが相手フィールドでこのアクションをする。
WIN
プレイヤー側が使用した場合は、曲をクリアした時のアクション。FEVER状態でクリアした場合、キャラによっては後述のFEVERWINに差し替わる。
相手キャラクターの場合は、プレイヤー側が曲をクリア出来なかった場合にこのアクションをする。
BATTLEモードの場合は、スコアが高かった側のプレイヤーキャラがこのアクションをする。
FEVERWIN
プレイヤー側が使用した場合に、FEVER状態でクリアするとWINの代わりとして行うアクション。AC5から導入されたため、これ以前のキャラクターには無い場合が多い(WINと共通になっている)。また、AC12以降も一部のキャラクターにしか存在しない。再び全キャラに復活して欲しいとの呼び声が高い。
LOSE
プレイヤー側が使用した場合は、曲をクリア出来なかった場合のアクション。
相手キャラクターの場合は、プレイヤー側が曲をクリアした場合にこのアクションをする。
BATTLEモードの場合は、スコアが低かった側のプレイヤーキャラがこのアクションをする。

キャラクターの設定[]

キャラクターや世界観についての大まかな設定はあるが(ポップンワールドの神「MZD」が毎回ポッパー達を招待しポップンパーティーを開催、地球とメルヘン王国&ホワイトランドが別次元で存在する、など)、特に確固としたストーリーはない。各キャラクターの時代や出身地もバラバラで、設定も簡単な物となっているため各自で想像して補完するプレイヤーも多い。また、通常の人間キャラクターに加え、動物獣人メカなど人間ではないキャラクターも多数存在する。

タイトル画面に登場するミミウサギ)とニャミネコ)はゲームの案内役を務めるマスコット的存在であり、主人公ではない。AC1では「仲良しコンビのニャミとミミの手助けを受け(BEGINNERモード)、音楽の世界を知りたいプロダンサーのマリィ(NORMALモード)、自分の力を誇示したい自称音楽の王キング(HARDモード)の2人の夢をかなえるため、ライバル達に立ち向かい全てのビートを制覇する」という、モード別に設定されたデフォルトキャラクターを主役級キャラとしたバックストーリーも一応存在していた(ゲーム中では特に反映されていない)。しかしAC2では「前回のポップンバトルがいつの間にか楽しいパーティーで終わったため、ポップンマスターの招待によりポップンパーティーがまた開催されるようになった」という設定に変わり、AC9からは各モード毎のデフォルトキャラクターも廃止された。現在では特に主人公といえるキャラクターは見られず、キャラクター達が自由にポップンパーティーを楽しむような雰囲気になっている。

AC3・4ではキャラクターをゲストに呼んだインタビュー番組という設定の「ポッパーズラウンジ」という企画が公式サイト上で行われ、キャラクターに関する質問に対しての回答などが行われていた。この企画は今は行われていないが、現在でも一部Q&Aコーナーでキャラクターの設定などに関する質問へ製作スタッフが回答する場合もある。

また、これらキャラクターの設定などを収録した書籍も発売されている。

  • 『ポップンミュージック 公式ガイド』 ISBN 4-7571-8038-1 / NTT出版、1999年3月
    • 譜面などを掲載したCS1の攻略本。AC1とCS1のキャラクターも紹介されている。
  • 『pop'n music キャラクタービジュアルガイド』 ISBN 4-88317-890-0 / 新紀元社、2001年8月
    • AC1~6、CS1~4のキャラクターを紹介。
  • 『pop'n music BOOK! ポップンな関係EXTRA』 ISBN 4-7577-1405-X / エンターブレイン、2003年2月
    • AC6~9、CS5~7、BHのキャラクターを紹介。
  • 『pop'n music スーパーコレクション』 ISBN 4-7753-0189-6 / 新紀元社、2003年8月
    • 過去に登場したキャラクターグッズや関連商品を紹介。
  • 『ポップンミュージック キャラクターイラストブック』 ISBN 4-86155-133-1 / コナミデジタルエンタテインメント、2006年7月
    • AC10~13、BH、CS8~12のキャラクターを紹介。

その他[]

AC9~11では「ポップンフレンド」というシステムが存在し、エントリーカードを使用してプレイすると突然キャラクターが訪ねてきて、隠し要素が一時解禁するというイベントがあった。これは、キャラクター毎に属性が設定されており、それによって解禁される隠し要素が異なるというシステムであった。

AC12から搭載されたNET対戦では各キャラクター毎に固有の短い台詞が用意された。これは携帯電話用のサイトでプレイヤーが独自のメッセージに編集する事も可能。また、NET対戦で人数が足りなかった場合、3人目にNPCとして部屋別に設定されたCOMの操るキャラクター達の中から誰かがランダムに乱入してくる。このモードを模したCS12以降の対戦モードではCOMキャラクター2体と対決する事になり、それぞれに「個性」というパラメータも設定されている。

デジタル漫画[]

テンプレート:Main コナミデジタルエンタテインメントの携帯電話向け有料サイト「コナミネットDX」内のデジタル雑誌「週刊コナミ」では、2006年8月25日のリニューアル創刊号からiモードYahoo!ケータイ(旧・ボーダフォンライブ)向けサイトで、後に2006年9月22日からEZwebでも、複数の作家によるアンソロジー形式の4コマ漫画pop'n music -わくわく! ポップンマンガ-』が配信・連載されている(毎週金曜日更新)。また、同社が運営する別の有料サイト「デジタルコミックス」ではこの漫画のバックナンバーも配信されている。

脚注[]


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